下請けから本気で脱出しよう

主に単純加工やサービス、卸売りをやっている中小企業は、大変な状況に陥っています。

 

人口減少や産業縮小により、受注量やロットがどんどん減っているにもかかわらず、受注先からの要求が止まりません。

 

値下げは元より、短納期、付属作業(軽作業・梱包・検査など)、クレーム処理など、手間のかかる業務を押し付けられる傾向があちらこちらで見られます。

 

「次の案件や発注で調整するから今回は我慢してくれ」といった甘言も、信用できなくなっています。

今や案件ごとの採算管理が進み、とても担当者の裁量でできるものでななくなっているからです。

 

10年後を想像してみてください。

今の状態を継続できるでしょうか?

 

下請けを脱却することは容易くはありませんが、充分可能です。

まずは、このままではまずいという危機感と、何とかなるという可能性を認識することから始めましょう。

トランスフォーメーション思考のすすめ

トランスフォーメーション思考とは、企業が従来の事業構造や業務プロセスを根本的に見直し、飛躍的な成長を遂げるにはどうしたら良いのか、大胆に創造的に発想することです。

 

日本全体の産業は基本的に縮小傾向です。このような環境下では、改善レベルの対処療法的な手法では一時の成功は可能ですが、中長期で、かつ継続した成長を目指すには不十分なのです。大きな成長を目指すなら、革新レベルの根本治療が必要です。

 

トランスフォーメーション思考では、過去の延長線上での発想から抜け出し、大きく、広く、大胆に発送することで、ビジネスを数倍にも拡大することができる手法です。

今なぜ好循環経営を目指すべきなのか

売上の向上策が必要。

成長策は必要。

そして持続的に成長していく仕組みが求められている!

補助金で社内活性化

補助金は毒になる場合もあります。

金額ありきで過剰な投資をしていませんか?

身の丈に合った内容になっているでしょうか?

 

上手いやり方をしている企業があります。

専属部署やチームでプロジェクトの一環でやっています。

社員教育およびチーム力醸成を兼ねて取り組んでいます。

期限が決まっていて、目的が明確なので効果がでやすいそうです。

 

日経MJからビジネスヒント

「ビズメイツのオンライン英会話」

AIを使って、利用者と英会話講師のマッチングに力を入れるという。

利用者が目的や好みなどの入力内容に対して、800人の講師、1100種類ある教材からAIで最適なものを探して提案してくれるという。

これを進めると、規模の拡大やコスト削減が容易になるとともに、顧客満足不満足のデータも蓄積されるのでどんどんサービスレベルもブラッシュアップしていくという好循環が生まれる期待がある。

 

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本が出ました

共著ですが、本が出ました。

各支援機関およびコンサルタント向けです。

最近のトレンドワードは「事業性評価」ですが、それで終わりではなく

事業をどう立て直すか、計画策定後どうフォローアップ(モニタリングではない)

して、企業を本気で支援していくかが書かれています。

本の中身は、小林勇治先生のMMM理論がベースとなっているので、非常に

論理的で合理的な手法を紹介しています。

是非、ご参考ください。

 

 

中小企業のための経営戦略

近年ほど中小企業にとって、経営戦略が必要となった時代はないのではないかとつくづく感じる。

昔のように日本経済が好調なわけでなく親会社や取引先も右肩上がりで成長し続けているところは少ない。

今までの実績、付き合い、義理人情で商売が続けられることはもう殆どないのではないだろうか?

真面目に誠実にやっていれば信用がついて仕事に結びつけていた中小企業も、得意先が設けていないにもかかわらず、自社だけに黙って利益をくれるはずがないだ。

正しく、自分の身は自分で守らねばならない時代になっている。

そんな時に必須なのが、経営戦略なのではないだろうか?

考え方は、難しくはない。

業界や経済動向の全体を見て、競合に勝てる自社のやるべきことを先読みして実行できる道筋を考えるのだ。

ポイントは、意思を持って未来を先読みし、逆算してやるべきことを計画に落とし込むことにある。

 

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